ブラウスのほとんどはオールシーズンもしくは寒い冬を除くシーズン着ることが出来るので自然と着る頻度が高くなります
ブラウスもたくさんの種類があり、中には自宅の洗濯機で洗濯できるブラウスもありますが、中には水洗いが出来ない素材のブラウスもあります
水洗いできないブラウスを無理に自宅で洗濯しようとすると縮みや色落ちの恐れがあり、着ることが出来なくなってしまいます
クリーニングであれば何度も頻繁に出してもブラウスが傷まないのか?
クリーニングの料金がいくらくらい必要なのか?
基本的なブラウスのクリーニング料金の相場は400円程度ですが、ブラウスによってはフリルやレースやビーズ等の装飾があったり、シルクや麻などの高級な素材のブラウスは別途料金が必要になる場合があります
また、同じ系列のクリーニング店でも地域によっては独自に料金設定している場合もありますし、基本的なブラウスの場合でもお店によってはクリーニング方法のランクを設けているお店も少なくありません
クリーニングにブラウスを出す場合はクリーニング店にどのようにクリーニングして欲しいか明確に伝えることで希望通りのクリーニングをしましょう
この記事の目次
ブラウスは自宅で洗濯することができるのか?
ブラウスはフリルや装飾などの繊細な素材のものが多くお洗濯をどのようにすればいいのか悩む事もあるのではないのでしょうか?
そこで自宅でできる効果的な洗濯方法を紹介します
洗濯前の準備
洗濯ネームの確認
ブラウスを洗濯する前に必ず洗濯マークを確認しましょう
「洗濯機マーク」や「手洗いマーク」の場合は家庭で洗う事が出来ます
「水洗い不可」や「ドライマーク」が併記している場合は自宅で洗濯することができません
必ずクリーニング店に依頼しましょう
洗濯ネームですが、マークを確認する事はもちろんですが、その際に必ず注意書きなども確認しましょう
適切な洗剤を選ぶ
取り扱いの絵表示だけでなく注意書きを確認し、適切な洗剤を選びます
大切なブラウスを洗濯するときには洗濯ネームに「中性」の表示がある場合は必ずおしゃれ着用洗剤を使用してください
中性の表示が無い場合は通常の洗剤を使用することができますが、「中性」の表示が無い場合で素色あせや型崩れを防止するためにはおしゃれ着用洗剤は効果的です
前処理をする
ブラウスを洗濯する前に目立つ汚れがある場合は前処理をしましょう
特に汚れやすい襟部分や袖口の汚れや化粧品が付いてしまっている箇所には「襟袖用の部分洗い洗剤」を汚れている箇所に直接付けてから容器の先やキャップなどで軽く擦ります
脇の下の汗じみや食べ物をこぼしてしまったシミには「液体酸素家漂白剤」か「シミ用の部分洗い洗剤」を付けておきます
洗濯ネットに入れる
フリルや装飾品が付いていて引っかかりやすいブラウスやデザインが複雑な物は伸びやすいので洗濯ネットに畳んだ状態で入れます
特にデリケートな刺繍やビースやスパンコールが付いている場合は裏返した状態で洗濯ネットに入れましょう
襟や袖口はもみ洗いすると伸びてしまうので注意しましょう
濃い色のブラウスは色落ちや色移りの可能性があるので単独で洗濯しましょう
洗い方の手順
ブラウスはやさしく洗いましょう
洗濯表示に「洗濯機の弱」マークの場合は洗濯機の手洗いコースかドライコースで洗います
「手洗いマーク」の薄手のブラウスはアコーディオン洗い(アコーディオンを弾くように両手で寄せたり広げたりして洗う)でやさしく手洗いします
洗濯機で洗う場合は手洗いコースかドライコースで洗いましょう
柔軟仕上げ
洗い終わったら柔軟剤を入れて仕上げをします
柔軟剤は衣類を柔らかくするだけでなく、洗濯ジワを軽減したり、香りを長続きさせる事で汗の臭いや食べ物の匂いを付きにくくさせる効果があります
脱水は短時間で
洗濯ジワを防ぐ為に長時間の脱水は厳禁です
特にシルクや麻や薄手のポリエステルなどの素材はシワが付いてしまうと取るのが大変です
水分が少し残る程度に短めに脱水を行ないます
特にデリケートなブライスは洗濯後に軽く手で絞った後にタオルの上にのせてタオルで水分を吸収しましょう
ブラウスの干し方
洗濯ジワを防ぐ為に、脱水後はすぐに取り出し、両肩部分を持って上下に振ります
干す前には軽くシワを伸ばしましょう
シワ取り消臭スプレーをかける
ブラウスをハンガーにかけてシワ取り消臭スプレーを全体にまんべんなく吹きかけます特に型崩れを起こしやすい襟・まえたて・縫い目には十分にかけましょう
スプレー後には生地を斜め方向に軽く引っ張ってから縦横や縫い目方向に軽く引っ張って形を整えます
※シワ取りスプレーをしようてはいけない素材もあるので、注意事項や表示内容を十分に確認してから使用してください
日陰に干す
日向に干すと日焼けしてしまったり変形する可能性があるので色を大切にしているブラウスや変色しやすい素材のウールやシルク素材のものは必ず日陰に干しましょう
フリルやレースなどの装飾があるブラウスは干すときに指先で押さえたり、軽くひっぱたりして形を整えて干しましょう
まえたて部分は指先で押さえながら「指先アイロン」で伸ばしましょう
フリルやレースや装飾が付いているブラウスの洗濯は繊細で手間と時間が必要になります
雑に取り扱うとせっかくのお気に入りのブラウスをすぐに駄目な状態になってしまうので、クリーニングが便利です
毎回クリーニングに出すのはコストもかかるので、何度かに1回クリーニングに出すだけでも大切なブラウスを長期間使用することができますよ
ブラウスのクリーニングの相場は?
ホワイト急便 | |
ブラウス | 450円~ |
白洋舎 | |
ブラウス | 600円 |
ブラウス飾り付き | 750円 |
高級ブランド・素材別 | 1200円 |
飾り付き高級・素材別 | 1550円 |
ノムラクリーニング | |
ブラウス | 685円~ |
ピュアクリーニング | |
ブラウス | 500円 |
ブラウスのクリーニング店の価格を調べましたが、安くて450円~高くても700円程度で高級ブランド品や高級素材のブラウスは1500円ほど必要になる場合もありますが、決して高くない金額でクリーニングに出すことができるとわかりました
どれ位でクリーニングから帰ってくるの?頻度はどれ位で出せばいい?
クリーニングに必要な日数はクリーニング店の朝の出荷時間に間に合えば、夕方の入荷に間に合い当日お渡しできるクリーニング店もありますが、基本的には2日~高級品や高級素材の場合は1週間程度で帰ってきます
クリーニングに出す頻度ですが、1週間に1回や基本的には全てのシーズンに使用できる衣類なので1ヶ月に1回はクリーニングに依頼したいですね
ブラウスの保管方法は?正しい保管方法
ブラウスがクリーニング店から帰って来ると、ビニール袋に入った状態で帰ってくると思いますが、帰ってくると必ずはじめにビニール袋から出しましょう
ビニール袋に入れっぱなしの状態で保管してしまうと湿気が溜まりカビなどの原因になってしまうこともあります
ビニールから出すと素材がシルク100%や繊細な素材のブラウスは、ハンガーでも綿入りで布にくるまれた「布ハンガー」にかけて日陰で風通しの良い場所で干しましょう
クリーニングでの洗浄液が少し残っている場合がありますが、干すことで飛ばす事ができます
その後はハンガーにかけた状態でクローゼットに保管しましょうその際には除湿剤や虫除けなど入れて多くとより良い状態で保管することができます
ブラウスクリーニングQ&A
Q.クリーニング後にシミが付いて返ってきました
ブラウスをクリーニング出して取りにいき、返って確認したら袖にボールペンで3cm位のシミが付いていました
正直クリーニングに出すときにはっきりと見ていなかったので出す前に付いたのか出してから付いた物なのかわかりません……
そんな身に覚えの無いシミなのですが、クリーニングの行程でボールペンが付くかもしれに様なことがあるのでしょうか?
補足ですが、ボタンが1つ取れた状態でクリーニングに出したのですが、紙にボタン取れの箇所に○が付いていましたが、シミ部分には○は付いていませんでした
A.受付後にボールペンのインクが絶対に付くことは無いと言い切れませんが、受付後に商品を触るクリーニング店では専用のクリーニングペンを使用します
ですが、紙に対しては通常のボールペンを使用しますので絶対に可能性は無いとは言い切れません
一度再度クリーニング店に持ち込み質問すると良いと思います
通常であれば再洗してくれます
後は交渉次第です
Q.ブラウスの黄ばみはクリーニングで綺麗になるのでしょうか?
黄ばんだブラウスをクリーニング店に持ち込み白くしてくださいと言えば白くなって戻ってきますか?
A.黄ばみは程度によりますし、黄ばみの原因によってはクリーニングでは落とせない物もあります
原因が汗であるのであればウエットクリーニングで綺麗になる場合もありますが、黄ばみの原因が湿気などによる物であればクリーニングだけでは落とせない場合が多いです
さらに原因が皮脂などが付着した物を長く放置した物による黄ばみ(黄変)は全く落ちません
この依頼をする場合はクリーニング代+特殊シミ抜きの価格になる場合もあるので一度クリーニング店に持ち込み相談する事をオススメします