シーツや毛布、タオルケットなど自宅の洗濯機で洗えるものは洗うけど敷布団や冬場に使う羽毛布団など、なかなか洗う機会がないという方も多いと思います
特に敷布団は持ち運びにくく、どう洗って良いかもわからない方もいると思います
敷布団を洗う方法は
- 自宅で洗う
- コインランドリーに行く
- クリーニング業者に頼む
と3つの方法があり、それぞれのやり方を解説します
この記事の目次
敷布団のクリーニングは必要?どれ位がベスト?
敷布団のクリーニングはどれ位の頻度で行えばいい?
そもそも、敷布団のクリーニングは必要なの?
と悩んでいる方もいませんか?
人間は寝ている間にコップ1杯(200ml)ぐらいの汗をかきます
それに加えて子供のおねしょ、たくさんの汗など敷布団に蓄積されると雑菌が増え、匂いや黄ばみの原因になります
それが、直接肌に触れると、肌トラブルを起こす原因となります
また、1番怖いのがダニ問題
ダニは高温多湿の空間を好み、布団には私たちから出る皮脂、アカ、フケなどはダニのエサになります
布団の中はダニにしては絶好の住処でダニが増えると、噛まれ、異常な痒みを発症したり、ダニのフンや死骸などによって、アレルギーを起こす事も…
それを予防し清潔保つためにも、敷布団は洗う事が必要です
敷布団は自宅で洗濯できる?自宅で洗濯するやり方
布団を洗う前に洗濯表示や素材を確認する
布団を洗う際は布団に付いているタグを見て洗濯表示や素材を確認する事が大切
洗濯表示に「手洗い可」「洗濯機可」というマークがあれば、自宅、コインランドリーで洗う事が出来ます
「手洗い不可」や「ドライマーク」が表示されていたら、自宅、コインランドリーでは洗うのはおすすめできないです。クリーニング業者に頼むのが一般的です
次に素材です
布団は天然繊維から合成繊維まで様々な種類があり、代表的な素材がポリエステル、羽毛、ウール(羊毛)、綿、ウレタンやキャメルです
羊毛、綿は洗濯機で洗うと縮んでしまうので、自宅で洗う際は手で優しく揉み洗いするのをおすすめします
今流行りのウレタンや獣毛で出来たキャメルは、自宅では洗うのはかなり難しいですね
他にも、布と綿の繊維が違ったり、シルクなど高級な繊維を使っているなど、洗い方が違うので、ちゃんとタグを確認する事が必要です
敷布団を自宅で洗う場合の手順
敷布団は自宅でもお風呂の浴槽を使って洗濯することが出来ます
敷布団の洗い方
- シャワーを使って、布団のホコリを落としていきます
- 浴槽に半分ぐらい、ぬるま湯を貯め、そこに液体の中性洗剤をキャップ1杯入れ洗剤液を作ります
- 布団を30分~1時間を目安に浴槽に浸け置きします
浸け置きすることで、汚れが浮き出し、汚れが落ちやすくなります - 次は踏み洗いです
浴槽に入り念入りに踏み洗いしまし、途中ひっくり返してまた踏み洗いします - 水を抜いてすすぎます
水を抜いたら、再び栓をしシャワーで洗剤をおとしながら水をためます
水が溜まったら、洗う時の要領で、踏み洗いし、洗剤を落とします。この作業を最低でも、2回は行います - 布団を脱水します
布団を浴槽のフチにかけ、水が抜けるのを待ちます
1時間ほど時間をかけて、自然に脱水してください - 布団を干します
この時、物干し竿を2本使い布団の間を広く取ります
1本しかない方は丈夫なハンガーを物干し竿にかけ、その上に布団をかけます
注意することは踏み洗いする際は、激しく踏むのではなく優しく踏むことです
激しく踏んでしまうと中の綿がかたよったり、布が破けたりします
脱水する際も早く水を抜こうと強く押すのも布団を痛める原因になるのでダメです。布団は意外とデリケートなので優しく扱います
また、布団は水を吸うととても重くなり、1人で行うと事故の原因になるので2人以上で行うのがおすすめです
1番注意することは天気です
敷布団を完全に乾かすには最低でも3日はかかります
天気予報で3日間の天気を調べ洗濯に取り掛かります
クリーニング店、コインランドリーでかかる費用の違い
敷布団を自宅以外で洗う手段として、クリーニング店に頼むとコインランドリーを使う事の2つがあります
方法 | 費用 |
コインランドリー | 1,000円 ~2,000円程度 |
クリーニング店 | 4,000円 ~7,000円程度 |
コインランドリーでの布団の洗濯のやり方
- まずは下調べです。お店によっては洗いたいサイズの布団が入る洗濯機がないかもしれないので一度確認します
- 布団の中の綿がずらないようにする為に、ヒモでしっかり結びます
- 洗い終わったら乾燥にかけます
時間は40分~1時間が目安です
乾いていなかったら10分刻みで乾燥にかけます
コインランドリーで敷布団を洗うメリット・デメリット
コインランドリーを活用した時のメリットとデメリットをまとめると
メリット | ・安く布団が洗える 見ての通り、コインランドリーを使用する方が安く済みます。コストをかけたくない方 におすすめです。 ・短時間で終わる コインランドリーを使用すると洗濯、乾燥まで2~4時間で終わります。休みの日に半日ぐらいで完了するので、手軽さがあります。 ・丸洗いできる 機械にかけることで、布団全体を丸洗いする事が出来ます。布団は思った以上に汚れが溜まっているので、洗いあがりがスッキリします。 ・ダニを撃退 ダニは、熱に弱く、50℃以上の熱で死滅します。乾燥機にかけて、熱を加える事で、ダニを駆除する事が出来ます。 |
デメリット | ・手間がかかる コインランドリーを使用する前の段階で、下調べやヒモで布団を結ぶなど、手間がかかります。しかし、これをしないと、コインランドリーに行っても無駄になってしまいます。 ・布団が傷む コインランドリーはグルグル機械で回すことで、ヒモで結んでいても、綿がよったり、布が破けるなど、布団を傷める可能性があります。また、型崩れの原因にもなります。 ・持ち運びが面倒 やはり、布団の持ち運びは面倒です。それなりの体力も必要ですし、洗って、乾燥機にかけるなど、コインランドリーと自宅を何回も往復する事になります。体力が余っている時に利用することをおすすめします。 ・生乾き コインランドリーで乾燥に充分かけたとしても、布団の奥に水分が残っている可能性があります。これでは、また不衛生な状態を作る事になります。乾燥後、天日干しする事も必要です |
クリーニング店に頼むやり方
クリーニング店に持っていくか、宅配クリーニング店に取りに来てもらいます
店舗型クリーニングのやり方
布団を直接クリーニング店に持って行きます
素材など、タグの見方が分からなかったり、気になる事があったら、直接スタッフに相談できるので便利です
宅配クリーニングのやり方
Webで予約すると布団を入れる圧縮袋など専用の袋が送られてきます
その中に洗いたい布団を入れ集荷してもらいます
Webでの申し込みは24時間受付しているので、時間を気にせず利用する事ができます
敷布団をクリーニング店に任せるメリット・デメリット
クリーニング業者を活用した時のメリットとデメリットをまとめると
メリット | ・手間がかからない クリーニング店に出す時はそのまま持って行けばいいので事前の下調べは、ネットでお店を検索するくらいで、ヒモで結ぶなど、手間をかけず布団をクリーニングする事が出来ます ・布団が傷まない クリーニング店は洗濯のプロの手によって、クリーニングしてくれるので、布団を痛める心配がありません。仕上がりもとてもきれいです ・家にいるだけでいい クリーニング店を選ぶ時は集荷や宅配サービスがある店舗がおすすめです。面倒な持ち運びも回避できます |
デメリット | ・値段が高い コインランドリーに比べて値段は高くなりますが、その分、布団を傷めたり、型崩れする事なく洗いあげてくれます ・時間がかかる クリーニング店に頼むとだいたい1週間~10日間かかります また、宅配サービスのあるクリーニング店に頼むと、配送状況によっては、それ以上になります 仕事でよく家を留守にする方は、集荷、配送の時間を指定する事が大切です |
敷布団クリーニングにおすすめのお店3選
宅配サービスのあるクリーニング店を紹介します
リナビス
引用元:リナビス公式サイト
リナビスは、布団クリーニング店の中で老舗のクリーニング業者で創業55年を誇り、これまで、140万件以上の布団をクリーニングしています
経験、実績もあり、職人の技術力も高く、洗い上りは新品のような仕上がりです。布団を預かると、兵庫県の直営工場に運び、1枚1枚丁寧にクリーニングしています
中綿まで丁寧にクリーニングしてくれるので、クリーニングに出す前と後では、布団が軽くなったという口コミもあります
リナビスは温水クリーニングするのでダニを撃退してくれ、その除去率は99.8%です
アレルギーの原因を排除し、仕上がりもフワフワでとても使い心地のいい物になります
ししもとクリーニング
引用元:しももとクリーニング公式サイト
ししもとクリーニングの特徴は安心、安全にクリーニングをしているというところです
洗う水は四万十川の源流水を使用し、洗剤も無添加せっけんをしようしています
衛生面も徹底しています
1枚1枚個別に洗い、他の人の布団と一緒に洗われることがないです
小さい子供やアレルギー体質の方でも安心して使用する事が出来ます
ししもとクリーニングは、天然水や無添加せっけんを使っている事で、デリケートなシルクなど高級布団を安心して頼む事が出来ます
クリーニングの技術力も高く、特殊な素材を使った布団をきれいにクリーニングする事が出来ます
仕上がりも見違えるほどきれいです
リアクア
引用元:リアクア公式サイト
リアクアは全国に認定工場を持ちコストカットに優れたクリーニング業者で品質も高くリピーターも多いです
7,000円以上は送料無料で一人暮らしの方も布団一式、送料を気にすることなく利用する事が出来ます
大バックの詰め放題もあり、20,000円以内で敷布団に加え羽毛布団もお得にクリーニングに出すことができます
6ヵ月の無料保管サービスがあり、季節外れの布団を預かってくれます
その倉庫も洗濯倉庫と言われ、圧縮することなく、保管してくれるので、羽毛布団の保管にも便利
リアクアのクリーニングはアレルゲンを徹底的に排除してくれます
念入りに水洗いして、高温熱風で乾燥するので、布団の奥に入り込んだダニも死滅させてくれます。最後にドラム缶の乾燥機でフワフワになるまで布団を戻してくれるので、仕上がりは新品のようになります
敷布団をクリーニングしている時の替えが無い時はレンタルがおすすめ
布団をクリーニング店に頼む際、替えの布団が無いときは、布団をレンタルすることがおすすめです
近くのレンタル業者に頼むのもいいですが、クリーニング店が貸し出してくれるプランもあります
ししもとクリーニングは布団クリーニングとレンタル布団がセットになったプランもあり、「替えがない」と不安に感じることなく利用する事が出来ます
敷布団の洗濯、クリーニング方法まとめ
自宅やコインランドリーの洗濯のやり方も紹介しましたが、水を吸った重い布団を移動するのは体力がいります
コインランドリーでの洗濯も時間はかかりませんが、持ち運びが大変です。一人で行うとなるとなかなか難しいです
やはり、布団洗いはクリーニング業者に頼むのをおすすめします
お金がかかり、時間もかかりますが、まとめて出すと安くなるプランもありますし、何より、手間をかけずにクリーニングする事ができます
布団クリーニングのプロが洗ってくれることにより、型崩れなく、きれいに仕上がります。宅配サービスや、布団を洗っている間レンタル布団が用意されているのも良い点です
今年の夏が終わったら、敷布団洗いはクリーニング店に頼むのはいかがでしょうか?