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失敗したくない!毛皮製品ってクリーニングできる?知っておいたほうがいいことは?

毛皮製品のクリーニング豆知識 毛皮のお手入れの方法

リアルファーのついたコートやムートンコートのシーズンオフのお手入れってどうしていますか?

私は近所のクリーニング店で他のコートのついでに出そうとしたら「コートとファーは別料金です」とか「リアルファーはクリーニングできません」とか言われてびっくりした覚えがあります 😯

 

https://twitter.com/motomotosaru_w/status/1036121677854199808?s=20

 

まい
まい

なんで毛皮製品はクリーニング不可だったり、別料金だったりするのかな?

 

 

この記事ではファーやムートンなどの毛皮製品のクリーニングに関する話と、クリーニングに出す時の注意点についてまとめました 😆

毛皮製品の特長について知ろう♪

かわいい 😀 ふかふか 😛 あったか~い 😆

だけじゃない、毛皮の特徴は知っていますか?お手入れ方法を知るにはまず毛皮の特徴を知りましょう 💡

毛皮(リアルファー)とは実際なんのこと?

ふかふかで触り心地がいいリアルファー♪その素材は毛皮の名の通り、動物の毛皮です

フォックス、ラビット、ラクーン(たぬき)などの本物の動物の毛と皮膚を加工して製品にしているため、色や手触り、柄などの風合いがバリエーション豊かでファッション性に優れている上、ダウンジャケットのように体温調整のできる機能性があります

メリット

  • 手触りがふわふわして素晴らしい
  • 毛が細かく密集している種類であれば、保温性に優れている
  • 柔らかい手触りと光沢がファッション性に優れている

デメリット

  • 同じ場所を何回も擦られると、毛が擦れて無くなったり抜けたりする
  • 熱に弱いため、たばこの火などで簡単に燃える
  • タンパク質の塊なので、管理が悪いと虫やカビの被害にあいやすい
  • 日に当たりすぎると自然に劣化したり体色したりする
  • 毛皮の根本の皮革部分が濡れると硬くなったり破れる恐れがある
  • 臭いが移りやすい(タバコ、香水、防虫剤など)

ファッション性については文句なしの毛皮ですが、耐久性についてはデメリットが多い毛皮製品

購入する際は上記のメリットデメリットを確認してからの方が、メンテナンス計画もたてやすいですね

毛皮製品・ファー製品のトラブルはどんなものがあるの?

高額になりがちな毛皮のクリーニングですが、かといって汚れたままだと虫やカビなどのトラブルが起きやすい衣類でもあります

虫喰い

毛皮はタンパク質の塊ですので、虫から見たらごちそうです!

ウールやシルクなどにもよくつくヒメカツオブシ虫などの虫が洋服に産卵、孵化し春から夏にかけて毛の根本や皮部分を食い荒らすのです

毛皮に穴があったりフンが残るのが虫の被害です

予防策は防虫剤を置く、虫が繁殖しづらいような環境を整える事(湿度50%、温度15%以下)です

着用に伴う、そで、襟元等のスレ

何度も擦ったりすると毛が擦り切れたり薄くなってしまう事があります

袖、ポケット、襟元などはよくこすれるので注意

ショルダーバッグなどで強くこすれても、毛が抜けたり擦れたりしてしまうので注意です

裏地にアイロンをかける

実は毛皮はとっても熱に弱く、裏地の皮部分に熱が加わると皮が収縮して硬くなり破れたりすることも

表の毛も縮れたりするので毛皮はどこにもアイロンをかけないようにしましょう

水ぬれ

毛皮の皮革部分はアイロンと同じように水にとっっても苦手です

水分が革まで届くと硬化して破れやすくなるそうです

、雨などで濡れた場合は水分をハンカチで軽く抑えつつ、よくふき取り、自然乾燥してください

※間違ってもそのき早く返せそうとアイロンや乾燥機はNGですよ!

カビ

じめじめとしたクローゼットに衣類を詰め込むだけ詰め込むと…そこは虫やカビの温床です

風通しがよくなるようにクローゼットの容量は減らし、汚れはついたまま保管しないようにしましょう

毛皮製品のお手入れ方法にはどんなものがあるの?

ファーやムートンなどの毛皮製品はとってもデリケートかつ、ホコリが付きやすいのでクリーニングは必須です

お手入れ方法がよくわからないし、高そうだし、近所のお店で取り扱っていないし…と着た後放置すると、その汚れがカビや毛抜け、変色の原因にもなりますよ

クリーニングトラブルを避けるためにも、毛皮の特性を事前に確認しておきましょう 🙂

【一番おすすめ♪】長期保管の前にはパウダークリーニング

多くのクリーニング店だと定番はドライクリーニングですが、適度な油分が含まれている毛皮製品でドライクリーニングを出すと、毛皮の大事な油まで取ってしまう可能性があるため使用NGです 😐 

毛皮クリーニングでは、毛皮に優しいパウダークリーニング法をつかいます 🙂 

パウダークリーニングとは、カエデやトウモロコシの芯などから作られるパウダーに洗剤をしみ込ませて、毛皮と一緒にタンブラーに入れて回すことで毛皮の汚れを吸着させる方法です

洗浄後はパウダーを振り落として完成です

コートの一部がファーなどの毛皮という場合、本体部分とファー部分の洗い方が異なることが多いので、取り外しできる事が前提です 🙂

冬の間に活躍した毛皮のコートなどは、衣替えでしまい込む前にパウダークリーニングに出してから保管するのがおススメです

 

【自己責任ですが可能です】小さなファーは自宅で洗濯も

リアルファーは油分や水分で見た目や風合いが変化するため、パウダークリーニングで優しく洗浄するのが一番…とは言えお値段も気になりますよね

総リアルファーのコートなどは難しいですが、襟元などのワンポイントファーは油分が抜けすぎるのを気を付ければ自分でも挑戦できます 😀

洗い方はこんな感じ

  1. ラノリンオイル5㏄に対して、おしゃれ着洗い用の中性洗剤を1,2滴加え洗剤オイルを作る
  2. 30℃程度のぬるま湯(ファーが全体浸るくらいの容量)に①を溶かし洗浄液を作る
  3. 洗浄液の中でファー全体を泳がすように優しくふり洗いする
  4. 洗浄液から引き上げ、そのままタオルで優しく挟んで脱水する
  5. 風通しのよい場所で陰干しをする
  6. 乾いたら洋服用ブラシなどで毛並みに沿ってブラッシングする
  • オイルを使う事でファーが持っている油分が抜けすぎてパサつくことを防ぎます
  • お湯の温度が高すぎると縮んだり、油分が落ちすぎる原因になります
  • 洗うのも、脱水する際も、とにかく優しくすること、こすり洗いなどすると毛抜けの原因になります

自分で丸洗いできると、さっぱりできていいですね♪

しかし毛皮製品は、本当に、本当にデリケートです

自分で洗濯する場合は何かトラブルがあっても自己責任なので注意しましょう 🙁

毛抜けや縮み、風合いの変化などが不安でしたら迷わずパウダークリーニングをしてくれるプロへ依頼しましょう 😀

毛皮製品の日々のお手入れと保管方法

リアルファーはデリケートな素材…タンパク質なので虫たちのごちそうですし、熱に弱いのでアイロンは厳禁、その上湿気に弱くすぐにカビの温床になります 😥

面倒でも1回着たらお手入れをしてから保管すると虫もわきにくく、カビもリセットできるので安心です

  • 一日着たら、風通しの良い場所で陰干しして湿気を飛ばす
  • 手か柔らかいブラシでホコリを落とす
  • 雨などの水気は乾いた布で優しく抑えてとっておくこと
  • 香水を直接かけないこと(シミや変色の原因になる)
  • 上着類は幅の広いハンガーにかける
  • 防虫剤や湿気とりと共に保管 長期保存の際はほこりよけのカバーをかける

保管する際は、毛がつぶれない場所にゆったりと余裕を持たせた場所が理想です 直射日光は変色の原因になりますからNGです

シーズンオフの洋服をかけておく場所が少ないなら、長期保存の際はクリーニング店の保管サービスもおすすめです 😛

毛皮製品をクリーニングに出す前のチェックポイント

ダメージを受けづらいパウダークリーニングだとしても、なんらかのトラブルがある可能性はゼロではありません

クリーニング前にお店と毛皮の状態をよく共有しておくのが、トラブルを事前に防ぐためにも、トラブルが起こってしまった後にも有効です

  • シミの有無
  • 縫い目のほころび等
  • 毛が変色していないか
  • 毛並みはどうなっているか
  • 毛皮に使われた動物の種類は
  • 害虫・カビの有無
  • 毛皮臭はするか
  • 裏地、ボタンはどうなっているか
  • 袖口・ポケット・襟首まわりなど擦れやすい箇所は無事かどうか

ビフォアーアフターを写真でとっておけば、なおの事安心ですね

 

業界最大手、白洋舎の毛皮クリーニング概算金額

それでは実際毛皮クリーニングのお値段はどのくらいなのでしょうか

まずは全国チェーンNo1の白洋舎さんのサイトを見てみました

便利な宅配の集配サービスの金額です

料金(税別)
  • 毛皮のコート 9,300円~
  • 毛皮のジャケット5,500円~
  • 敷物ムートン3,800円~
送料 含まれる
納期 3週間~

実際の金額は実物を確認してから要見積になりますので、上記の金額は参考金額になります

白洋舎は仕上りにつやが出る独自のパウダークリーニング技術の「ファークリーン」を使ってクリーニングしており、品質には自信のほどがうかがえます

白洋舎に毛皮クリーニングをお願いする場合はアイテムや毛皮の種類にもよりますが5,000円~15,000円くらいを目安にするといいでしょう

ちなみに白洋舎の高級ブランド専門の宅配クリーニングサービス「HAKUTAKU」では、毛皮の取り扱いはしていないそうです

高級ブランドこそ需要がありそうですが意外ですね、今後の取り扱い商品拡大に期待しましょう

毛皮製品もクリーニングできる宅配クリーニングの相場

ムートンコートや総毛皮のコートともなると持ち運ぶにしてもかさ張るのでお店に持ち込むのも大変ですよね

その点宅配クリーニングならば自宅にいながら受付、集荷、受け取りができて便利

そして店頭型クリーニング店でたまに出会う「すいません、当店ではリアルファーは受付していないんです」という心配をしなくていいんです 😮

全国どこでも届けに来てくれるので自分の居住エリアを気にしなくていいのは安心です 😛

店名 ロングコート ジャケット クリーニング方法
リネット 15,000円~ 7,000円~(一部毛皮の場合) 洗濯表示に従ってクリーニング
デア 14,000円~32500円 9,500円~20,000円 パウダークリーニング法
キレイナ 18,000円~ 15,000円~ 毛皮の状態に合わせて適宜水洗い

比較してみるとわかる通り、ロングコートひとつとっても、15,000円~32,500円とひらきがあります

それは毛皮クリーニングが毛皮の種類や組み合わせる素材によってとてもクリーニングが難しいからなんですね…

毛皮にとって一番優しいベストなクリーニング方法はパウダークリーニングですが、最終的なクリーニングの具合や力加減は職人さんの経験と知識に寄るところが大きいです

大切な毛皮をクリーニングに出す際は、事前に納得いくまでクリーニングする毛皮の状態を話し合えるお店を見つけましょう 🙂