レザーアイテムってかっこよさに女性らしさも出せていいですよね 😀
レザージャケットを使ったコーデ✨
かわいく着こなしたいね#かわいいと思ったらRT https://t.co/KsTHWYghvQ— ガールズコーデ (@mQZPhYuWLAuxHWj) July 14, 2019
ワンポイントに使われているのも、上質さが出て素敵 🙂
本格的なアメリカンヴィンテージテイストを追求した #Champion ロチェスターライン。当時の風合いを感じるアワードジャケットは、ポケット口の本革、襟や袖のリブなどディテールも注目したい。さっと羽織るだけでアメカジスタイルの完成。1940~60sの当時の空気を感じて。 pic.twitter.com/rh1IdUZMME
— Champion Japan (@champion__japan) November 5, 2017
そんな革ジャンやライダースなどの皮革製品、お手入れはどうしていますか?
私は最初そう思っていました(笑)
しかし皮革製品はデリケートで、誤ったクリーニング方法で失敗することもあるって知っていますか?
マダムが怒っていた。レザーのコートや靴を某クリーニング屋に出していたがン十万したコートの仕上げを失敗して白く剥げていたのだ。某クリーニング屋は革製品が得意だと言っていたのにと。靴もお粗末だった。皮や着物などの高級品のクリーニングは販売店に依頼した方が安心、安全だ。
— Masao Komatsu (@Inkyonin) November 22, 2011
大切な衣類、テキトーにクリーニングに出す前に、ベストなお手入れ方法を知っておくことで、ハズレなクリーニング屋さんで失敗されることを防ぐこともできますよ
この記事では、皮革製品の正しいお手入れ方法についてと、レザークリーニングのお店の選び方についてまとめました
このページでは本当の革である本革製品についての説明をしています
合成皮革や人工皮革についてはお手入れ方法が異なりますのでご注意を!
記事の最後に参考までに書いていますよ♪
熟練の職人が在籍♪安心して大切な品を預けられます
この記事の目次
皮革製品クリーニングはなんでトラブルになるの?レザーはクリーニングが難しい!
近所のクリーニング屋さんで皮革製品は受付で断られたり最初から外注前提だったりします
革ジャンやライダースの洗濯表示タグを見ると、大体の場合洗濯不可!
皮革部分をオイルなどで自分でお手入れするのが前提なんですね 😐
皮革製品のクリーニングが難しい理由
普通のクリーニング屋さんで主流なのは塩素系溶剤を使用するドライクリーニングです
革製品をクリーニングに出すときも特に洗い方にこだわりがなければドライクリーニングになると思います
しかし、ドライクリーニングは油汚れを落とすと同時に、革の色が落ちてしまったり、革のしなやかさに大切な油分を取りすぎてしまう事があります
また、抜けてしまった油分を溶剤を使って補う事で、不自然にべたべたしてしまう事もあります 😥
皮革専門クリーニング店や高級クリーニング店では、革用の洗剤を使用し、経験豊富な職人の手によって水洗いする事でその革に合ったクリーニングを可能にしています
水洗いに関しても縮みや色落ちのリスクがあるため、革質やアイテムの状態を見極めクリーニングする必要があります
- クリーニング対象のアイテムの革質、状態に合ったクリーニング方法の見極め
- 様々な状態の皮革に合わせたクリーニングができる技術
これらのノウハウがないと皮革クリーニングは難しいんです 🙁
皮革クリーニング店を選ぶ際のチェックポイント
- 店頭/サイトなどで皮革クリーニングの方法について説明しているところ
- 店頭やサイトで皮革クリーニングのBefore/Afterの画像を出しているところ
- 事前の確認や問い合わせにしっかり対応してくれる店舗
- 料金は安すぎないかどうか
皮革製品はデリケートでクリーニングするには技術、知識、ノウハウが必要です
クリーニングの自信があるところは実例を挙げているところが多いものですので、大いに参考にしましょう 😉 リペアやリカラーの参考にもなりますよ
クリーニングのトラブルは、クリーニング前の衣類の状態確認不足が原因の場合が多いとも言われています
クリーニングに出すアイテムについて良くコミュニケーションがとれるお店が望ましいですね 🙂
料金については、ドライクリーニングの溶剤管理やしみ抜きなどの技術向上、職人の育成などのコストがクリーニング料金に反映されています
特にクリーニングが難しく、洗浄~乾燥まで手間暇がかかる皮革クリーニングでは一般のクリーニングよりコストがかかることがわかります
クリーニング料金が極端に安すぎる場合は、そのお店がよほど利益を削っているか、本来必要な作業を行わない事で実現している料金の可能性があるってことですね
皮革製品のクリーニング料金相場ってどのくらい?大手白洋舎はどうなの?
それでは適正価格を知るために相場を確認してみましょう 😛
白洋舎 | ホワイト急便 | カドヤ | 革水 | |
革ジャンパー | 5,500円~ | 5,040円~ | 6,000円~ | 7,700円~ |
革コート | 8,000円~ | 6,300円~ | 7,000円~ | 10,000円~ |
色補正 | 見積 | 見積 | 見積 | 5,500円~ |
アイテムや状態にもよりますが、6,000円~10,000円くらいのイメージですね
カドヤ、革水に関してはここにプラス送料が往復で3~4,000円くらいはかかりますので宅配型に関しては15,000円~くらいと考えておいた方がよさそうです
宅配型の方が割高感がありますが、店舗型でも基本料金+αになることが多いので実は最終的な差はあまりなかったりします
皮革製品もお任せ♪人気クリーニング店3選
リナビス(皮革製品専門)
引用元:リナビス公式サイト
料金 | 14,000円~ |
合皮・人工皮革 の取り扱い |
可能 |
送料 | 無料 |
撥水加工 | 無料 |
補色 | 料金に含む |
カビ取り | 料金に含む |
納期 | 約1ヶ月 |
特徴 | 大手宅配クリーニングで熟練のクリーニング技師が多数在籍 料金設定が分かりやすく、他店ではオプションになるサービスが全てセット |
熟練の職人が在籍し、一般衣類だけでなく皮革製品、ブランド衣類、布団、ぬいぐるみなど取り扱い品目は多岐にわたります
口コミ評判も良く、仕上がりも高品質です
実際にヴィトンの財布をクリーニングした様子は以下の口コミ&体験レポでご覧になれます♪
キレイナ
引用元:キレイナ公式サイト
料金 | 12,000円(レザージャケット) |
合皮・人工皮革 の取り扱い |
要問合せ |
送料 | 無料 |
撥水加工 | 1,500円~ |
補色 | 3,000円~ |
カビ取り | 1,800円~ |
納期 | 約1ヶ月 |
特徴 | 品質の高さに定評のある宅配クリーニング店 女性が多数在籍 風合いや型崩れを復元などの相談も可能 |
1点1点のアイテム別にクリーニングのやり方を変えるオーダーメイドクリーニングが売りです
もともと、法人向けにウェディングドレスなどの難易度が高いクリーニングを行っていただけに技術の高さには定評があります
リフレザー※カドヤ
引用元:リフレザー公式サイト
料金 | 8,000円~ ※要見積もり |
合皮・人工皮革 の取り扱い |
不可 |
送料 | 平均3,500円~ ※住まいの地域によって異なる |
撥水加工 | 2,500円 |
補色 | 別途見積もり |
カビ取り | 別途見積もり |
納期 | 約1ヶ月 |
特徴 | 革ジャケットの販売も行う皮革製品クリーニング専門店 |
補色やカビ取りなどは別途見積もりとなりますが、納得のいく仕上がりを追及してくれるお店です
クリーニングに出す回数を減らそう!皮革製品をお手入れする方法
クリーニングの難易度は高いですが、日々のお手入れに関しては実はグッズさえあれば自分でもできるんです 😀
汚れ落ちは専門店には届きませんが、丸洗いだって可能です 😉
こまめにケアしておけば汚れも目立ちにくく、クリーニングに出す回数も減らすことができますよ 😛
皮革製品(本革)のお手入れ方法
購入したてのお手入れ方法
汚れてから落とすよりも、汚れる前にガードしましょう 😮
- 馬毛などのブラシで表面のホコリを落とします(ジッパーの縫い目、襟や袖口など念入りに
- 全体的に革専用の防水スプレーか、防水が期待できるオイルを塗ります
- 一晩掛けて置き、防水スプレーが十分に乾いてから収納しましょう
着用後のお手入れ方法
基本的に着用後は馬毛のブラッシングで十分ですが、ワンランク上のケアもできるとより状態がよく長持ちします 😀
- 専用ブラシで表面のホコリを優しくなでるように落とします、ジッパーの縫い目、袖、襟、ポケットの中のホコリなどもチェック
- 有機溶剤を含まないオイルクリーナーなどで全体の汚れを優しくふき取り、乾いたらからぶき用の布で軽く拭く
- 革用のオイルや防水スプレーで革を保護します、オイルはまんべんなくムラにならないように少量ずつ塗って、べたつかないように乾拭きを忘れずに
- 防水スプレーの後は一晩風通しの良い場所で干して置き、十分に乾いてから収納しましょう
皮革製品が濡れたり汚れたりしてしまった場合のお手入れ方法
- 乾いた布で優しくこすらないように汚れ、水分をふき取ります
- 乾ききる前にオイルで油分を補給し、乾いたら余分な油分をふき取ります
- シミや汚れが落ち切らないようだったら無理せずクリーニングをお願いする¥
皮革製品にダメージが少ない保管方法は?
上記のお手入れを行った後、風通しの良い日光のあたらない場所で不織布のカバーをかけて吊るして保管しましょう
皮革製品はタンパク質のかたまりで虫やカビの大好物…
ホコリや汚れが残っていると変色だけでなくカビや虫くいの原因になりますので、ブラッシングはお忘れなく、また湿気が多いのもNGなのでしまいっぱなしではなく換気や除湿には気を配りましょう
カバーは必ず不織布などの通気性のよいものを
つけっぱなしだと変色の原因にもなるし湿気がたまってカビたりいいことはありませんよ 😥
皮革製品を自宅で丸洗いする方法
以下のようなアイテムだとチャレンジする価値があるかもしれません
向いているアイテム
- 何年も着て元をとったと思う革ジャン、レザージャケット(笑)
- ポケットや袖口などワンポイントにだけレザーが使われている衣類
ワンポイントだけレザーが使われているアイテムについて、普通のコートだと思ってクリーニングに出してもちょっとでも革が使われていると、皮革クリーニングをおススメされて料金が跳ね上がります
そういえば2万か3万くらいで買って着倒して着潰れてきたお気に入りのカントリージャケット、肘当ての部分がレザーだというのでクリーニング代がプラス3000円とかでうおー!
— なーどあーさー (@Nerd_Arthur) April 7, 2019
何も言われずにクリーニングされて色移りとかされるよりかはいいんですけどね 😀
自宅で本革部分の色移りに気を付けながらホームクリーニングできれば節約になりますね 😛
皮革ではないコートの本体部分の洗濯についてはこちらの記事をチェック♪
革ジャンやレザージャケットの洗濯方法についてはこちらの記事をチェック♪
人工皮革・合成皮革の製品のケアは?
ここまで説明してきたのは、牛や羊など本物の動物の革を使用した本革、天然皮革のことです
今は見た目が本革と変わらないような人工レザーのアイテムが多々ありますが、これらの合皮レザーは本革と似て非なるもので特性がぜんっぜん違います 😮
特に本革の着れば着るほど味が出て体になじむ特徴とは真逆の特徴がありますので注意が必要です 😯
人工皮革・合成皮革とは何?本革とはどこが違うの?
本革が本物の動物の革を使用しているのに対して、人工・合成皮革は主に化学の力でできた素材を使って本革の質感を表現したものになります
種類 | 特徴 |
人工皮革 | 表面は主にポリウレタン樹脂を使用 下部はポリエステル、ナイロンなどの繊維を立体的に組み合わせた不織布などを使用 |
合成皮革 | 表面は人工皮革と同じポリウレタン樹脂 人工皮革より厚めにして型押しをすることにより天然皮革により似せる事ができる 樹脂層の下部は不織布ではなく織布や編物を使用 |
塩ビレザー | 表面は塩化ビニル樹脂を使用し、ポリウレタン樹脂とほとんど区別がつかない 合成皮革のように表面を型押しして天然皮革に似せる事ができる 樹脂層の下部分は編物や織物を使用している |
人工皮革・合成皮革の残念な特徴とは?
本革に似せることができるポリウレタンという素材は、身体の脂や大気中の水分、大気ガス、紫外線、熱などの影響で時間とともに劣化していくという大きな弱点となる特徴があります
通常、製造されてから2~3年が寿命と言われ、劣化すると衣類の表面が剥がれてボロボロになったり、ひび割れたり、べたべたしたり…
実際こんな口コミも 🙁
シンプソンのジャケット
洗って干して…合皮死んでた pic.twitter.com/PqL5GN1HOO— シビ (@NC31_VTEC) May 18, 2019
製造方法や企業努力によって耐久年数に違いはありそうですが、お手入れするしないに限らず劣化は避けられません
人工皮革・合成皮革製品はクリーニングに出さない方がいい?
ポリウレタン樹脂を使った合成皮革はドライクリーニングに出せますが経時劣化が進んでいた場合、クリーニングによって劣化していた部分が表面化してしまう可能性があります
また、塩化ビニル樹脂製品をドライクリーニングすると、バリバリに硬くなってしまう特徴があるのです
詳細は省略しますが、これは塩化ビニル樹脂に使われている薬品を、ドライクリーニングの溶剤が溶かして分解してしまうからなんですね
一部分に使われてるだけの素材なら洗濯表示に書かなくていいので、気づかずにそのままクリーニングしてしまう事があるそうです…
そしてポリウレタンと塩化ビニルの見た目がそっくりでそもそもタグ表示が間違えている事例も 😯
人工皮革・合成皮革製品のお手入れの仕方
水分、汚れ、熱、紫外線に弱く、劣化が進みますので、お手入れもこまめにできるとよいですね
- 雨や汚れは乾いたタオルでふき取る
- 収納前に陰干しで乾燥させる(湿ったまま放置しない
- アイロンがけはNG!
- 保管は光が当たらず、湿気の少ないところで
⇒人工皮革、合成皮革製品もクリーニング可能な【リナビス】の詳細へ
皮革製品クリーニングとお手入れ方法まとめ
皮革製品のクリーニングに関してまとめると
- 皮革製品は日々の手入れがとても重要
- 本革と合皮は別物と考える
- 高級品は専門店がおすすめ
- 自宅での洗濯はリスク覚悟で
お気に入りの革製品、高級品は特に注意したいですね